「物価高対応子育て応援手当」という名前を見て、自分が対象になるのか、申請が必要なのか、すぐには判断しにくかった方も多いのではないでしょうか。名称が長いうえ、児童手当と関係するのかどうかも一見では分かりにくい。案内を見落としたまま期限が来てしまうのが、いちばん困るパターンです。
渋谷区の地域メディア『しぶやパルス』のエリアライター、やすです。子どもが二人いるので、こういう案内はわりと気にして追っています。でも正直なところ、公式サイトをちゃんと見るまで申請が要るのかどうかもはっきり分からなかった、というのが実感です。
この記事では、渋谷区の公式情報をもとに、制度の位置づけ・対象・申請の要否・期限・窓口の順で整理します。最終的な受給可否は、渋谷区の公式情報でかならず確認してください。
まず押さえておきたい制度の位置づけ
この手当は、国の「強い経済を実現する総合経済対策」(令和7年11月閣議決定)に基づき、渋谷区が窓口となって支給するものです。物価高騰への対応として一時的に実施される制度で、継続的な給付ではありません。
児童手当の増額ではなく、別の給付として支給されるものです。既に児童手当を受け取っていても、この手当は自動的には上乗せにはなりません。混同しやすいので、最初にここだけ頭に入れておくと後が楽です。
対象になる児童と保護者の見方
対象となる児童は、平成19年4月2日から令和8年3月31日までに出生した方です。いわゆる0歳から高校3年生相当(18歳になった最初の3月31日まで)が範囲になります。渋谷区公式サイト
支給対象者は「対象児童の児童手当を受給している人」か「保護者のうち所得が高い人」です。

子どもが2人なら4万円、3人なら6万円が目安です
申請が要るか要らないかの見分け方
迷いやすいのが、申請が必要かどうかです。渋谷区で令和7年9月分の児童手当を受け取っていた方は、原則申請不要で自動的に支給されます。同年10月以降に出生した子どもも、認定を渋谷区から受けていれば同様です。
一方、申請が必要になるのは主に次のケース。
- 公務員で勤務先から児童手当を受給している
- 対象児童の児童手当を渋谷区から受給していない
- DVなどにより、お子さんと一緒に避難している人は、渋谷区子ども政策課子育て給付係またはお住まいの自治体へ問い合わせが必要
- 対象児童が入所または入院している施設の設置者や、対象児童が委託されている里親なども本手当の支給対象となる
自分がどちらに当たるか判断しにくい場合は、窓口に確認してから動くほうが安心です。
申請が不要な人の支給までの流れ
申請不要の方は、令和8年1月26日以降に渋谷区から「支払案内通知」が順次送られてきます。通知に記載の振込日に、児童手当に登録されている口座へ振り込まれます。
振込依頼人名義は「シブヤクブツカダカタイオウコソダテオウエンテアテ」です。見慣れない名義なので、通帳やアプリで確認したとき戸惑いやすい。通知が届いたら名義を先に確認しておくと混乱しにくいです。
申請が必要な人の手続きの流れ
申請が必要な方は、申請書類を期限内に渋谷区役所へ郵送または持参します。出張所や区民サービスセンターでは受け付けていないので、ここは注意が必要なところです。
渋谷区公式サイトから申請書をダウンロードし、記入例を見ながら作成します。
令和8年6月30日(必着)までに郵送か、渋谷区役所4階の窓口へ持参します。
審査後、児童手当に登録されている口座へ振り込まれます。
期限で見落としやすい二つのケース
申請が必要な方の期限は令和8年6月30日(必着)です。郵送の場合は消印ではなく「必着」なので、余裕をもって動く必要があります。
見落としやすいのが、令和7年10月以降に出生した子を持つ方のケースです。出産後に児童手当の申請が済んでいれば申請不要ですが、まだ手続き中だったり渋谷区以外で手続きをしていたりすると、別対応が必要になることがあります。
児童手当と混同しやすい点の整理
児童手当は毎月支給が続く制度ですが、この手当は一時的な給付で対象児童1人につき原則1回限りです。児童手当が増えたわけでも、毎月の支給に上乗せされるわけでもありません。
- 児童手当
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毎月継続して支給される子育て支援給付。
- 物価高対応子育て応援手当
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物価高対策として一時的に支給される別の給付。1回限り。
二つは別の制度として動いています。通知が来たとき、児童手当の振込と混同しないようにしておくと安心です。
詐欺に注意が必要な場面
渋谷区の公式情報にも記載されていますが、ATM操作の依頼や手数料の振込を求める連絡は、渋谷区からは絶対にありません。
「給付金のために手数料が必要」と言われたら詐欺です。不審な電話やメッセージが来た場合は、区や最寄りの警察にすぐ相談してください。
問い合わせ先と確認できる窓口
自分が申請が必要かどうか迷ったとき、いちばん確実なのは窓口に直接確認することです。わたしも制度を調べていてケースが複雑だと感じたときは、まず電話で聞くようにしています。
| 窓口名 | 連絡先 |
|---|---|
| 渋谷区子ども政策課子育て給付係 | 03-3463-2558 |
| 申請先住所 | 渋谷区役所4階(郵便番号150-8010) |
出張所や区民サービスセンターでは申請を受け付けていないため、持参する場合は区役所4階に向かうことになります。子供の手当申請・各種申し込み一覧はこちら
公式情報で確認しておきたい場面
実施の有無・対象条件・支給額・申請方法・申請期限・支給時期はいずれも変更の可能性があります。この記事の情報は渋谷区公式サイト(2026年5月29日更新)をもとにしていますが、最終的な確認は渋谷区の公式ページで行ってください。
特にDV避難中の方や、渋谷区以外の自治体に居住していた時期がある方は、個別の確認が必要になるケースがあります。
今日から動けるとしたら、まずここから
「申請が要るかどうかまだ確認していない」という方は、まず渋谷区公式サイトの案内ページを今日開いてみるだけで十分です。「申請不要に該当しているか」だけ確認できれば、次の動きが決まります。
わたし自身、子どもが二人いるので受け取り損ねたときのことを考えると、やっぱり案内が来る前に一度確認しておきたいタイプなんですよね。通知が来てから慌てるより、今のうちに「自分は申請が要るか要らないか」だけメモに残しておくと後が楽です。
期限の令和8年6月30日は思ったより近いです。手当を受け取って、少しでも家計の余裕につながったらうれしいです。気になったら今日だけでも確認してみてくださいね。













